クロスベリタスの物語

Cross Veritas's Story

クロスは「キリストの十字架」 ベリタスは「真理」という意味です。

クロス(十字架)を身につける人にも見る人にも癒やしがありますように

クロスベリタス オーナーの上田は、大学の同窓会バザーに手作りの品を出すことになりクロスのチャームが付いた携帯ストラップを沢山作りました。
当日売れたのは150個のうち半分で、残りを友人にあげたりしていましたが、素材が良いものだったのでできれば売りたいと思っていました。

すると近所にレンタルボックスができたので、これは良いと思い
小さいTVサイズの箱でしたが、そこでストラップを販売しました。
陳列にインパクトがあるように、個人輸入でクリスチャングッズ 御像 ロザリオなども並べ、楽しんでいました。

そこへ2005年尼崎のJRの事故が起こりました。
あの列車に乗り損ねて助かった友人や現場処理に行って辛い思いをした友人など、周りに痛んだ人がいました。
それで尼崎駅近くにもレンタルボックスがあり、売れなくても見てもらうだけで人の心が癒されたらという願いで、ロザリオも作りそこにも出店しました。
予想外に沢山の若い少年たちが十字架を買っていきました。

アメリカで感じたクリスチャングッズの身近さ

その頃アメリカのある町に旅行した時に、病院にいる少女をお祈りに行ってほしいと頼まれました。
そのお子さんは難病でベッドの上の生活の方が長いという事で親御さんも看病に疲れきっておられました。
私は、病院に行く前に何か持っていった方が良いという感じがしてショッピングモールに行きました。
そこにはクリスチャングッズの店があり、私はミニロザリオを買い求めました。
病院でつたない英語で祈り、彼女に「これを握って祈りなさいね 主はいつもあなたと共にいるから」と言いました。
何か目に見えるものがあった方が良いと私は思ったのです。
その後、彼女は癒されたそうです。

日本ではクリスチャングッズを扱うお店が少ないです。
昔、梅田の阪急百貨店の中に小さなホーリーコーナーがあってシスターがおられました。
私は高校生の頃よく行きました。
梅田新道の楽譜屋さんからそこを回って帰るというのがコースのようになっていて、何も買わなくても安らぐコーナーでした。
そこもとっくに無くなり、昔は普通の本屋さんに有った聖書も、占いの本に変わってしまっています。
アメリカでの体験の後、クリスチャングッズのお店がふつうに有ったらよいなあと云う気持ちが強くなっていました。
それでレンタルボックスの運営を親の介護が入ってきたのを機に、2007年よりネットショップをすることになりました。
過去に個人輸入の仕事をしていたので、日本に無いクリスチャングッズをという意気込みでお品をそろえました。
おかげさまでその仕事は今も続けることができ、お品も善し悪しの見極めがつきアメリカやイタリア、フランスとお仕入れ先も増えてまいりました。

目指すのは誰でも気軽に立ち寄れる駅前教会のような存在

ネットショップクロスベリタスが整うとともに、私の長い間の祈りもクリアーになってきました。
それは2012年の12月。知人の神戸のレストランのオーナーのかねてからのリクエストでレストラン物件を探している時に突然実現したのです。
私は教会の敷居が高いといつも思っています。
神社に参拝と云うのは誰でも入って行ってできますが、教会はごめん下さいとはなかなかできません。
でももし駅前に誰でも入れる喫茶店の様な、映画館のような教会が有ったら
誰でもそこでゆっくり祈ったり、泣いたりできると思ったのです。

それで20年くらい前から祈っていました。
駅前教会です。
それにぴったりの物件が現れたのです。
25年くらい前に建ったJRの芦屋駅前に有るショッピングモールの中の小さな店舗でした。
元はアクセサリーやさんで、手間をかけずともショップを開く事ができる物件でした。
本当のところは私は教会を願っていますが、実際の教会を運営するには私の力も無く、維持費や人手をかけられるわけもなく
今運営しているネットショップの延長でショップをするのが一つの方法かと考えました。
場所は外からは見えない条件は良くないところですが、アプローチが大理石の長い廊下で古いにもかかわらずピカピカです。
毎日手で係の方が磨いておられるのです。主に感謝してお店を出す事にしました。

クリスチャン専用ショップではなく、飽くまでクリスチャンギフトショップとして

ここはわたしの教会、と主が言って下さっていると信じて
沢山のイエス様を知らない方たちのため、また阪神間は昔教会に行っていたのよという方の多い事、幼稚園がキリスト教だった、小学校がという方たち、小さい手を合わせてイエス様に祈った事のある方たちのためにも
店の十字架を見て思いだしていただきたいという願いでオープンさせていただきました。
アメリカではちょっとしたショッピングモールにでも、クリスチャンブックショップやギフトショップがあります。
そのような店でもよいと思いましたが、クリスチャン限定ではなく、どなたでも境界なく入りやすい品ぞろえを目指しています。
そして、日本のクリスチャンアイテムの品質の底上げ
より良いものを世界中から探して、お届けする気持ちでおります。